17年4月を目標に新潟にて農業大学を新設。生産技術から6次産業化まで、経営分野でも活躍できる人材育成へ

教育事業などを手がけるNSGグループは3月5日、農業・食分野に特化した単科大学の設立準備を進めていると発表した。2017年4月に開設する予定で、新潟市北区と胎内市にキャンパスを置く。新潟市の推進する「ニューフードバレー」構想を踏まえ、農作物の生産技術の指導だけでなく、販売まで手がける6次産業化など、経営分野でも活躍できる人材の育成と研究を目指す。


設立準備中の開志大学(仮称)は、農食学部・学科のみの単科大学。入学定員180人、収容定員は720人を予定する。農業の6次産業化や商品開発などを担う人材の育成を目指す。農業系大学の入試倍率は3〜5倍程度あり、少子化でも農業分野の大学には需要があると判断しているようだ


5日の会見でNSGグループの池田弘代表は「新潟の農業を輸出産業に育てていくうえでビジネスに精通した人材の育成が欠かせない」という。農学系コースでは稲作など生産の現場や、植物工場など植物の環境管理について学ぶ。食品系コースでは、食品開発や生命科学などのバイオサイエンスや、生産や物流など農業や食品分野の経営について学ぶ


キャンパス用地は新潟市北区の島見に1万平方メートル、胎内市の平根台に12万平方メートルを取得済み。胎内市は工場跡地を校舎に改装する予定。文部科学省への設立認可申請を15年10月に予定している。

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