東日本大震災で津波の被害を受けた「農業園芸センター」を「仙台農業王国」として再整備。ITを活用した大規模な植物工場や観光農園なども併設

産地直送の野菜販売などを手がけるファームドゥは、野菜の生産・販売など「農」に関する複合施設を仙台市内に開設する。約11万平方メートルの敷地に、IT(情報技術)を活用した大規模植物工場や農産物直売所、飲食店などを集め、2015年春に開業する


仙台市が31日、東日本大震災で津波の被害を受けた「農業園芸センター」の再整備事業の優先交渉権をファームドゥやNTTデータ子会社などで構成する共同事業体に与えたと正式に発表した。ファームドゥは今後1年かけて整備し、「仙台農業王国」としてオープンする


「仙台農業王国」にはイチゴやトマト、葉物野菜などを栽培する大規模植物工場を建設。ITを駆使して日照時間や気温などのデータを分析し、短期間で効率的に栽培する環境を整える。こうした最先端の農業のノウハウを、周辺の農家に伝える一方、観光客に農産物の収穫を楽しんでもらう観光農園としても活用する。


敷地内には農産物の加工施設のほか、太陽光発電システムやレストラン、モンゴルの移動式テント「パオ」を使った宿泊施設など、ファームドゥが現在手掛けている各業態を持ち込む。初年度に12億円の売上高を見込んでおり、これを3年間で15億円規模まで拡大する計画。総投資額は16億円を予定している。仙台市とは20年の定期借地契約を結ぶ方針となっている。(参考:日本経済新聞より)

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植物工場・農業ビジネス編集部

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