被災地復興「農業園芸センター」を「東北農業王国」として、植物工場や観光農園などを再整備

 産地直送の野菜販売などを手がけるファームドゥは、野菜の生産・販売など「農」に関する複合施設を仙台市内に開設する計画を発表した。約11万平方メートルの敷地に、ICTを活用した大規模植物工場や農産物直売所、飲食店などを集約し、2015年春の海上を目標に進めている。(写真:ファームドゥのウェブサイトより)

被災地復興「農業園芸センター」を「東北農業王国」として、植物工場や観光農園などを再整備
「仙台農業王国」(仮:東北農業王国)にはイチゴやトマト、葉物野菜などを栽培する大規模植物工場を建設。ICT技術による先端技術を導入しながら、観光客に農産物の収穫を楽しんでもらう観光農園としても活用する。

敷地内には農産物の加工施設のほか、太陽光発電システムやレストラン、モンゴルの移動式テント「パオ」を使った宿泊施設など、ファームドゥが、現在手掛けている各業態を持ち込む。

施設建設用地、再整備事業は、仙台市と20年の定期借地契約を結ぶ方針となっており、同社の他、NTTデータ子会社などが構成する共同事業体が運営主体となる。