山形市の廃校利用・障がい者雇用型の植物工場。低カリウムの生産などを計画

知的障害者の就労支援に取り組むNPO法人サクランボが、山形市内にて閉鎖した小学校を改修して植物工場の運営を計画している。計画では、同法人が旧双葉小学校にて、通所型の施設を開設し、一部のスペースを植物工場として稼働させる。

知的障害者ら約20人が、日産60~70株程度を生産し、栽培品目はリーフレタスやホウレンソウなどを想定しており、低カリウム等の機能性野菜も視野に入れている。

低カリウム野菜については、尾花沢市にて電子機器・部品メーカーの株式会社イーテックが、以前から研究を進めている水耕栽培ノウハウを活用する予定。

※ 市の教育委員会が本計画の採用を決定。学校の無償貸し付け契約を締結する方向で進んでいたが、運営法人の資金調達等の理由により計画自体が頓挫。本計画は実現できなかった。