自社ビル内にレンタル向けの完全人工光型植物工場システムを設置。入居率の伸び悩む商業ビルの活用プランとしても検討(加瀬倉庫)

トランクルーム大手の加瀬倉庫は、ビル内に設置した水耕栽培用のスペースを貸し出す事業「まちなか農園」を始める。第1弾として年内に横浜市の自社ビル内の一室に7台の水耕栽培機器を設置する。一般家庭や教育機関のほか、都市部の飲食店や企業の利用も見込む。首都圏を中心に展開、利用状況を見ながら初年度は10カ所の提供を目指す。


水耕システムは1台で最大72株の葉物野菜を栽培でき、利用料は月額4千〜1万円ほどになるという。作業は月に1回ほどの水替えだけでよい。天候に左右されず一年中栽培できるため、安定した収穫量が必要な飲食店でも使える。食の安全や食育で家庭菜園への関心は高まっているが、都市部では使用できる土地が少ない。テナントの入りにくい古い商業ビルを利用することで需要を掘り起こし、ビルにも付加価値をつけられると判断した

自社ブル内にレンタル向けの完全人工光型植物工場システムを設置。入居率の伸び悩む商業ビルの活用プランとしても検討(加瀬倉庫)

同社では既に、自社のコンテナハウスのノウハウを生かし、LED光源を導入したコンテナ型植物工場の開発、販売も行っている。幅広いニーズ・要望に応えるため、水耕栽培ユニットのみの販売も行っており、受注生産品のため内装やシステム、コンテナのサイズは自由に変更が可能である。(参考:2013.12.17、日本経済新聞より)

加瀬の「まちなか農園」サービス開始(2013年12月20日)
屋内型水耕栽培のサービス開始に伴い、新サイトをオープンいたします。

加瀬の「まちなか農園」は、土を使わず栄養素を含む溶液を用いて野菜を栽培する屋内農園です。畑を耕す時間が持てなかったり郊外の畑に行く時間がない方や、 お子様と一緒に楽しく食育をしたい方、安心安全な野菜を食べたい方等、 なかなかきっかけがない皆様へ 都心を離れなくても野菜づくりのできるレンタル農園をご提供します。


屋内で、野菜の育成に適した照明を採用することで、省電力・エコな水耕栽培が 可能です。天候・季節に左右されずに一年中安定した栽培で、光合成効率が高まり 生育促進に期待が出来ます。 更に、大気・土壌汚染の心配もなく、栄養液で元気いっぱいな無農薬野菜を 栽培できます。街中で、無農薬安心簡単自家栽培の野菜づくりができる「まちなか農園」です。 詳しくは、是非お気軽にお問い合わせください。


●かながわ農園
【所在地】神奈川県神奈川区神奈川2-14-17
     加瀬ビル144-4F
【交通】京急本線「仲木戸」駅より徒歩6分
    JR京浜東北線「東神奈川」駅より徒歩9分

※ 詳細は同社のウェブサイトをご参照下さいませ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. サラダコスモ、工場生産スプラウト・もやし商品が水耕栽培で全国初の有機認証を取得
     工場生産によるスプラウト・発芽野菜メーカーのサラダコスモでは、オーガニック緑豆もやしとオーガニック…
  2. 沖縄セルラー、稼働する植物工場にて来月から試験販売へ
     沖縄セルラー電話は社内ベンチャー制度の一環で、南城市玉城の同社南城ネットワークセンターの敷地内に植…
  3. スプレッドがアフリカ地域への植物工場システム導入の可能性を検討
     完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、京都府亀岡市に国内最大規模の植物工場を稼働させているが…
  4. 都市部の食料問題と食育を解決。米国NYなど都市部で拡大するアクアポニクス・地産地消モデル
    米国・地産地消の市場規模は120億ドル  米国における地産地消ビジネスの市場規模は2008年の50…
  5. 日本初の電解水設備を導入したオランダ式の太陽光利用型植物工場が高知県南国市にオープン
     整水器シェアNo.1の日本トリムが連携協定を結ぶ高知県・南国市・JA南国市・高知大学の4者との官民…
  6. 日清紡がイチゴ植物工場の増設へ 関東・東海エリア需要にも対応
     完全人工光型植物工場にてイチゴの量産に成功している日清紡ホールディングスでは2013年秋頃に、関東…
  7. 日清紡がイチゴ植物工場の増設へ 関東・東海エリア需要にも対応
     完全人工光型植物工場を運営する日清紡ホールディングスの徳島事務所ではイチゴの生産・事業化を進めてお…
  8. 露地野菜の価格高騰により植物工場野菜の価格が逆転
     国内では最近の長雨・猛暑により、レタス等の葉物野菜の価格が2~4割も高騰している。今年は4月から5…
  9. エボラブルアジア、米国の農業ICTベンチャーのソフトウェア開発・エンジニア確保をベトナムにて
     One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショ…
  10. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     太陽光利用型植物工場によるトマト栽培を行う響灘菜園は、カゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 2050年までに25億人以上が新たに都市部住民へ。加速する都市型農業の必要性
     国連レポートによると、世界の70億人の人々の半数以上が、東京やデリー、上海、メキシコシティ、サンパ…
  2. 米国の藻類企業がGlobal Energy Awardを受賞
     藻を利用した燃料の生産を行うAlgenol Biofuels社が、2014年のPLATTS Glo…
  3. ベトナム・ホーチミン市が農業の近代化プランを発表。2020年までに農家平均所得を32万円以上へ
     ここ5年間でベトナム・ホーチミン市における農業は大きく変化している。ホーチミン市は現在、24の行政…
  4. 伊藤忠商事、廃棄物からバイオ航空燃料を製造する米Solena社へ出資
     伊藤忠商事は、都市ごみ等のバイオマスからバイオ航空燃料等の持続可能バイオ燃料を製造する技術を持つ、…
ページ上部へ戻る