アスパラガスによる営農と農地での太陽光発電「ソーラーシェアリング」事業を開始。コンサルティング事業も視野に(青山グラフィック)

印刷業の青山グラフィックは現地の農業法人と連携し、アスパラガス栽培での営農を行いながら農地での太陽光発電「ソーラーシェアリング」事業を始める。同社の青山社長が保有する市内の農地約2300平方メートルの上に、高さ約3メートルのパイプの架台を組み、約370枚の太陽光発電パネルを載せる。農地利用について11月に市農業委員会の許可を得た。


全体の出力は96キロワット。1キロワット時当たり36円(税抜き)の買い取り価格で東京電力に売電する。来年3月ごろの稼働を目指し、同社における売電収入は年間約500万円を見込む。アスパラガスの栽培・販売収入などは農業生産法人グリーンファーム(那珂市)が得る仕組み。


ソーラーシェアリングは、今年3月に農林水産省による農地利用の規制緩和から全国各地で拡大している。農作物の収穫量は同じ年の同地域の平均のおおむね8割以上を確保するなどの条件があり、申請作業や事業者の選定などノウハウが不足している。そこで同社では、太陽光発電設備の販売・設置を手掛ける関東ホームサービスと組んでコンサルティングも始める予定である。