農林漁業者が加工や販売分野に進出する6次産業化を支援するファンド「ちゅうぎんアグリサポートファンド」を設立(中国銀行)

中国銀行は10月4日、農林漁業者が加工や販売分野に進出する6次産業化を支援するファンドを設立したと発表した。ファンド総額は5億円で、国と民間企業が出資した農林漁業成長産業化支援機構と共同で立ち上げた。農林漁業者と加工・流通業者が組んだ商品開発や販路開拓の事業に出資するなどして、地域産業の活性化を後押しする。


ファンド名は「ちゅうぎんアグリサポートファンド」。機構が半額を出資し、残りは中国銀グループで拠出した。農業生産者などが加工や販売を担う企業と共同で事業体をつくる場合、ファンドが50%を上限に出資する1案件あたり5千万円前後の出資を想定しており、投資期間は最長15年とする


中国銀はファンド運営の専任者として3人を配置。本店の農業担当者2人が案件を開拓する。11月22日に6次産業化セミナー・商談会(ちゅうぎん6次産業化セミナー&交流会,PDF)を開くなど、ビジネスマッチングにも力を入れる


農林漁業は天候などで生産量、品質が左右されることや担保設定の難しさもあり、製造業などに比べて金融機関が融資しづらい側面もある。同行では「成長分野である農林漁業の取引先開拓を進め、融資拡大につなげたい」としている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー

過去のピックアップ記事

  1. 経産省、農商工連携を活用した海外販路開拓。農林水産物・食品輸出に関するシンポジウムを2月に開催
     経済産業省は「日本から世界へ!農商工連携を活用した海外販路開拓!~グローバルバリューチェーン構築の…
  2. ハイテク自動化が加速するシンガポール農業。植物工場など多段式の新技術にも注目
    国内における葉野菜の生産量11トン以上、自給率13%を占める  シンガポールでも農業のハイテク化が…
  3. 台湾における植物工場の市場概要と現状分析(2)
    1.台湾における植物工場の市場概要と現状分析(2) 太陽光型の研究開発も加速。フルーツトマト市場も…
  4. グーグルが農業ビッグデータ解析ベンチャーに18億円の投資
     テクノロジーベンチャーに投資を行っているグーグル・ベンチャーは、農業ビッグデータ解析サービスを提供…
  5. 世界の都市開発に期待される環境志向型アグリビルディングや植物工場
     政府は6月12日、産業競争力会議を開き、成長戦略を決定した。成長戦略は金融緩和、財政出動と並ぶ安倍…
  6. イノベタスの世界トップ規模のフルLED植物工場の完成披露へ
     株式会社イノベタスは7月10日、2015年3月に完成した「富士ファーム」の完成披露式典を行った。イ…
  7. みらい、フルLED光源を採用した量産型植物工場が宮城県内に完成
     植物工場装置と野菜販売の株式会社みらいは、みやぎ復興パーク(宮城県多賀城市)内に経済産業省の補助事…
  8. 中国山東省における近代化されたキノコ植物工場
     中国・山東省高密市に位置する恵和きのこ産業園は、青島農業大学の研究者が開発した技術を活用し、中央と…
  9. スプレッドがアフリカ地域への植物工場システム導入の可能性を検討
     完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、京都府亀岡市に国内最大規模の植物工場を稼働させているが…
  10. JR東日本グループ、太陽光利用型植物工場トマトを様々なメニューで採用。六次産業化による地域活性化も
     JR東日本グループでは、農業を通じたものづくりの一環として、太陽光利用型植物工場を運営する「JRと…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 米国ユタ州でも植物工場ベンチャーが設立。地産地消ブームを背景に、コンテナ型設備の販売を目指す
     米国ユタ州のパークシティでも、植物工場ベンチャーが立ち上がった。以前まで人工光を利用した室内水耕栽…
  2. フットボール49ersスタジアムにて屋上菜園を実践。都市型農業を通じて環境保全・地域貢献へ
     フットボール・チームのサンフランシスコ・フォーティナイナーズの本拠地「リーバイス・スタジアム」では…
  3. 発電過程から出るCO2と廃熱を植物工場に利用。キャタピラー社とサンセレクトが戦略的提携を発表
     30年以上の太陽光利用型植物工場による高品質野菜の生産を行うサン・セレクト プロデュース社と建設・…
  4. 植物工場向け環境制御システム開発のホーヘンドールンがメキシコにトレーニングセンター開設
     太陽光利用型植物工場・施設園芸の大手環境制御システム会社でオランダのHoogendoorn(ホーヘ…
ページ上部へ戻る