余った食材を資源化する「ヤサイクル事業」が5年目、循環型社会の実現へ挑む(横須賀軽金)

飲食店やホテルで調理後に余った食材を資源化するリサイクル事業を手掛ける横須賀軽金が、「野菜」と「リサイクル」を掛け合わせた「ヤサイクル事業部」を立ち上げてから5年目に入った。再資源化をテーマにビジネスモデルを構築した小野仁志社長が循環型社会の実現に挑んでいる。


建築金物施工業の同社は2008年、生ごみ処理機の販売をきっかけに食品リサイクル事業に進出。食品リサイクル法が07年に改正され、事業者による生ごみ排出規制が強化されたため、今後需要が伸びるとみて事業展開に乗り出した。ホテルや飲食店から出た食品の残りで肥料化したものを提携農家に無償で提供し、その土で育った野菜を排出業者が再び食材として使う仕組みだ。


最初は三浦半島を中心に4、5軒だった提携農家は今や長崎、青森など全国の約70軒に増えた。生ごみ処理機(1台数百万円)は40台超を販売。飲食店のほかに、病院、保育園、食品工場などにも導入された。大手企業の引き合いもあり、全国展開も視野に入れている。

余った食材を資源化する「ヤサイクル事業」が5年目、循環型社会の実現へ挑む(横須賀軽金)

<八百屋CaffeヤサイクルFacebookページより引用>


昨年7月には、地元の提携農家が栽培したこだわり野菜の販売店舗「八百屋CAFFEヤサイクル(facebookページ)」を横須賀市根岸町にオープン。地産地消のショーケースのような店にカフェを併設した。さらに今年9月末には京急線南太田駅構内に、地場素材を使ったジュース・スタンドを新設予定だ。(参考:神奈川新聞より)