特殊反射板を利用した閉鎖型人工光型植物工場にて、種からイチゴの周年・量産化に成功(ストロベリーラボラトリー・藤電気)

イチゴの研究から生産、販売までを行っているストロベリーラボラトリー株式会社と先日、反射板を工夫して効率を高めたLED光源の植物工場を開発した株式会社藤電気(弊社による関連記事)は閉鎖型人工光植物工場で、イチゴを年間通じて安定して量産化する技術を確立した。

植物工場は、農薬を使わずに栽培可能なことが特徴であり、夏のスイーツ市場にイチゴを使った商品を供給することが可能となる。以下、同社によるプレスリリースを掲載しておく。

ストロベリーラボラトリーと藤電気、種から季節を問わずにイチゴの量産化に成功

2013年7月26日


農業栽培コンサルティングをメインに事業展開するストロベリーラボラトリー株式会社(東京都港区 代表者:湯川敦之)と植物栽培装置で明治大学黒川農場と共同研究をした株式会社藤電気(宮城県栗原市 代表者:伊藤紀明)は閉鎖型人工光植物工場(以下 植物工場)で、イチゴを年間通じて安定して量産化する技術を確立しました。


植物工場で量産化に成功した品種は、四季なり性種子繁殖型イチゴ「エラン」で、甘酸っぱく、程よい甘さと、非常に香りが豊かな品種のイチゴになります。植物工場で種から栽培したイチゴはウィルスフリーであり、病害虫の持ち込みがないことから、農薬を使わずに栽培可能なことが特徴です。また、植物工場で種から約100日で、イチゴの収穫にも成功しました。
季節を問わずに量産化が可能な技術を確立したことにより、夏場のイチゴ需要に対応することが可能となり、夏のスイーツ市場にイチゴを使った商品を供給することが可能となります。


特殊反射板を利用した閉鎖型人工光型植物工場にて、種からイチゴの周年・量産化に成功


ストロベリーラボラトリーはイチゴ生産に参入し、年内に新たに一日当り1000個収穫できるイチゴ工場を建設し、2014度から本格的にイチゴを生産し、5年後に一日当り10万個の収穫を目標にしています。生産したイチゴはコンビニエンスストアや洋菓子店などに販売する予定であります。


今回、植物工場に使用した光源はストロベリーラボラトリーが監修した東神電気社製の植物栽培用LED光源「tecoledG」を使用しました。


イチゴ量産化を記念して植物工場で栽培したイチゴ苗の配布を予定しております。ご希望の方は、ストロベリーラボラトリー公式facebookページで告知いたしますのでご覧ください。

企業・関連団体からのプレスリリース・お知らせ等は随時、受け付けております@プレス募集サイト


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
昭和電工 植物工場 バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. ファミマのサンドイッチ・サラダ、植物工場野菜への試験的な変更
     株式会社ファミリーマートでは、国内の植物工場で栽培された野菜を、サンドイッチやサラダなどの中食商品…
  2. シーシーエス、全ての植物工場事業から撤退を発表
     ジャスダック上場で検査用LED照明などを手掛けるシーシーエスは、植物工場プラント事業を廃止し、子会…
  3. ハイテク自動化が加速するシンガポール農業。植物工場など多段式の新技術にも注目
    国内における葉野菜の生産量11トン以上、自給率13%を占める  シンガポールでも農業のハイテク化が…
  4. ドイツベンチャーによる都市型・大規模アクアポニクス施設を建設
     ドイツ・ベルリンにて2012年、れんが造りの古い醸造所跡に設立されたECFファームシステムズ社によ…
  5. 植物工場による微細藻類の可能性 ミラノ万博でも展示
     日本ではユーグレナに代表とされる微細藻類の多くが開放型(ため池)での生産が一般的だが、海外では太陽…
  6. ユーヴィックス、自動追尾型の太陽光集光システムを販売。閉鎖型植物工場への応用も期待
     ユーヴィックスは、太陽の光を自動追尾装置で取り込み、ミラーの組み合わせで陽のあたらない建物内の奥空…
  7. 韓国ソウル市の「地産地消型クッキング講座」。屋上ファームと料理教室の融合サービス
    都市部住民をターゲットに「ルッコラ」をテーマにした屋上キッチン教室を開催  ソウルの広興倉駅の近く…
  8. 国内最大規模の植物工場施設の運営とライセンス事業を開始
     株式会社フェアリーエンジェルは、福井県美浜町に日本政策投資銀行から10億円の融資を受けて、大規模な…
  9. UAE初・最新の太陽光利用型植物工場ベンチャー。来年夏にトマトを初収穫
     シリコンバレーを拠点に投資活動を行っていたSky Kurtz氏が中東UAEにベンチャー企業「ピュア…
  10. ライアソン大学による都市型・屋上ファームが1周年の収穫祭を開催
     カナダのトロントにあるライアソン大学の屋上ファームでは、1周年の収穫祭と農場ツアーが実施された。同…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 米国NYの農業ビジネス最前線・市場ニーズに合わせた生産品目の切り替え(ガブリエルセン・ファーム)
     ニューヨーク州・ロングアイランド東部の町であるリバーヘッドにて花卉の生産を行うガブリエルセン・ファ…
  2. イベント報告、フェアリーエンジェル植物工場の試食見学会
    2008年7月12日に、植物工場ビジネスに関して(株)フェアリーエンジェル、代表取締役の江本謙次氏を…
  3. 米国企業によるカスタマイズされた高度な生産技術支援サービスが展開
     アグリビジネスがハイテク化するにつれて、近年では単なる生産性の向上を追及するだけでなく、環境負荷・…
  4. ミラノ万博「食と農業の未来」~植物工場・水耕栽培/都市型農業など~
     弊社では2015年5月より5ヶ月間、イタリア北部はミラノで開催されているミラノ万博へ訪問取材を実施…
ページ上部へ戻る