アジアへの生鮮食品の輸出・瞬時に個別配送が可能なフロー型の拠点「羽田クロノゲート」を建設(ヤマトホールディングス)

ヤマトホールディングスは、物流改革を通じて日本の成長戦略に貢献する「バリュー・ネットワーキング構想」を7月3日に発表した。中でも最重要施設は、2013年9月に始動予定の「羽田クロノゲート」である。総事業費1400億円をかけて整備されている「羽田クロノゲート」では、さまざまな流通加工を行い、瞬時に個別配送が可能なフロー型の拠点として、アジア経済圏ナンバーワンの物流ソリューションプロバイダーを目指して建設されている。




従来の宅急便事業では、ベース(主管支店)に集荷した荷物を夕方までプールし、夜間に発送作業を行っていた。幹線輸送も1日1回のみであった。これに対して、羽田空港に隣接し、陸海空の輸送手段を活用できる羽田クロノゲートは24時間稼働であり、荷物の到着と同時に仕分けして、ヤマト運輸の各地のベースに即時に送り出す設備を備える


例えば羽田クロノゲートでは、異なる荷主から集荷した荷物を発送先別に集約して同梱する「クロスマージ」と呼ばれる機能を提供する。メーカーが海外の複数サプライヤーから部品を調達して、国内の複数工場に発送するにあたり、この機能を使うことで自社物流拠点での作業を大幅に軽減できる。


また生鮮食品の輸出でも「農家が出荷した野菜と、漁港から届いた蟹を詰め合わせ、クール宅急便で翌日に香港の飲食店に届ける」といった運用が可能になる。その他、通関や日本語ラベルの貼り付けなどのローカライズ作業も請け負う。


※ 詳細はヤマトホールディングスのウェブサイト、または日経BP「IT Pro」の記事をご参照下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. 米国の水耕小売企業が垂直型植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦
     人工光植物工場による垂直栽培装置の製造・販売を行うスーパークローゼット・ハイドロポニクス社では、自…
  2. 大規模量産化による植物工場野菜の低価格化
     植物工場によるレタス生産について、大きな初期投資やランニングコストから、露地野菜より2~3割ほど販…
  3. 北海道最大級のファームノートサミット2016 ~生産と消費をつなぐ次世代農業~
     先月末11月30日、北海道帯広市の北海道ホテルにて、北海道最大級の農業カンファレンスであるファーム…
  4. グーグルが農業ビッグデータ解析ベンチャーに18億円の投資
     テクノロジーベンチャーに投資を行っているグーグル・ベンチャーは、農業ビッグデータ解析サービスを提供…
  5. 植物工場による生産・販売事業からの撤退、今後はプラント開発に集中
     検査用LEDのシーシーエスは、新規事業として完全人工光型植物工場による野菜の生産・販売や飲食店経営…
  6. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     太陽光利用型植物工場によるトマト栽培を行う響灘菜園は、カゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月…
  7. 横田ファーム_イメージ写真
     植物工場のような過剰な設備投資をかけず「半自動化」と栽培を行う上で重要なモニタリング制御のみを導入…
  8. 水の上に浮かぶオランダのハイテク都市型農業。植物工場と畜産による野菜やミルク加工品などを生産
     オランダのロッテルダムでは都市部での食料生産に関する最新プロジェクトが動き出している。水の上に農場…
  9. 植物工場によるベビーリーフの受託生産を計画
     福井県にて大規模な完全人工光型植物工場を運営するシーシーエスは、ハウス土耕などでベビーリーフを生産…
  10. ファミマのサンドイッチ・サラダ、植物工場野菜への試験的な変更
     株式会社ファミリーマートでは、国内の植物工場で栽培された野菜を、サンドイッチやサラダなどの中食商品…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 自然の木をイメージした垂直農場 植物工場や様々なクリーンテクノロジーを導入
    都市部における過剰な人口増加が引き起こす2つの問題は、限られた土地・空間の中での生産性向上をはかりな…
  2. パナソニック、シンガポールにて人工光型植物工場を稼働。日本食レストラン大戸屋と提携
     パナソニック・ファクトリーソリューションズ・アジアパシフィック(PFSAP)(以下、パナソニック)…
  3. 韓国LGグループによる植物工場・アグリビジネス参入。生産者による反対・LG製品のボイコット運動まで発展
     ビッグデータの解析、製造工場の自動化・知能化などを進める韓国LGグループのLG CNS社は、約35…
  4. 富士通など、フィンランドに完全人工光型植物工場を活用する農作物の生産・販売を行う新会社を設立
     富士通株式会社と株式会社富士通九州システムズ(FJQS)は、Robbe's Little Gard…
ページ上部へ戻る