保水性の高い人工土壌を採用した閉鎖型の植物工場を新設。大学との連携による科学データ蓄積を通じて、露地・水耕野菜との差別化を目指す(ヴェルデ)

緑化や植物工場向けに人工土壌の開発・販売を行うヴェルデでは、神奈川工科大学とITベンチャーのシーカーズなどと連携し、7月中にも平塚市に植物工場を設置する。同社による保水力の高い人工土壌を利用して、葉物野菜や根菜類を栽培し、大学の研究者らが成分分析を行っていく計画。


<写真:同社によるウェブサイトより引用>


計画では、平塚市内の敷地面積420平方メートルの工場を賃貸し、4000万円を投じて設備を整える。冷陰極管タイプの照明を採用し、多段式システムによりレタスやニンジン、ダイコンを月1回収穫し、ホテルやレストランのほか、インターネットを通じた販売も手掛ける。初年度は2400万円の売上高を目指す。


本施設では、ヴェルデが開発した人工培土を使い、シーカーズが投資負担や工場の運営・管理を担う。さらに、生産した野菜は、神奈川工科大と奥羽大学(福島県郡山市)が成分分析などを実施する。土を使って栽培した野菜は水耕栽培に比べて、ビタミンやミネラルが多い、という。様々な科学的データを蓄積することで、露地や水耕野菜との差別化・高付加価値化を目指す。また同プロジェクトでは、学生や院生のインターンシップの受け入れも検討していく、という。(参考:2013.7.5 日本経済新聞など)