新潟県では植物工場への県内企業の参入や中・大規模植物工場と組み合わせた食材供給システムの構築を促進するため、店舗併設型の導入補助事業を開始

新潟県では、植物工場の周知を図り、植物工場関連市場への県内企業の参入や中・大規模植物工場と組み合わせた食材供給システムの構築を促進するため、店舗併設型(キャビネット式)植物工場の導入補助事業を行う。募集期間は2013年8月30日まで、補助金交付額は1件あたり70万円以内となっている。


弊社によると現在、レストランやホテル、ショッピングモールなどに設置されている店舗併設型事例は全国に30件以上あり、今後も導入事例が増える一方で、成功には独自サービスによる差別化が必要となるだろう。以下、県によるプレスリリースを掲載しておく。

店舗併設型(キャビネット式)植物工場の設置にかかる費用の一部を補助

新潟県では、植物工場の周知及び生産作物に対する消費者の理解を深めるとともに、店舗外の中・大規模な植物工場と組み合わせた野菜の流通を促進するため、小売・外食事業者等が店舗内にキャビネット式植物工場を導入する際の費用の一部を補助します。

※ 店舗併設型(キャビネット式)植物工場とは
飲食店舗内などの屋内施設に設置し、植物の栽培に適した環境整備を行うことができる外壁ユニットの内側に水耕あるいは養液栽培を行うユニットを内包した植物栽培装置のことをいいます。


1.補助対象者
県内の小売・外食店舗等事業者(個人又は企業等の法人)


2.補助対象事業等
○ 店舗併設型(キャビネット式)植物工場を店舗内に設置し、かつ、店舗併設型(キャビネット式)植物工場で栽培する作目について、事業主体又は事業主体以外の者が運営する店舗外の植物工場(※外部植物工場)から作物又は苗を調達することが可能な体制を整えること。

○ 店舗内で栽培・収穫した作物及び外部植物工場から調達した作物については、その作物が植物工場で栽培・収穫されたものであることを明らかにして消費者に提供すること。

※本事業では、「外部植物工場」とは以下のすべての要件を満たすものとします。

・屋内で栽培するシステムであること。
・人工光源(補光を含む。)を照射して栽培していること。
・環境及び生育をコンピュータ等を用いて常時モニタリングしていること。
・周年・計画栽培していること。


3.補助対象経費
(1)店舗併設型(キャビネット式)植物工場の設備購入及び設置工事に要する経費
・導入する店舗併設型(キャビネット式)植物工場は、県内に本社又は製造所を有する事業者が県内において製造した設備であること。

(2)植物工場の導入に関連した販売促進、広告宣伝に要する経費
・補助対象経費のうち事業促進費は機械整備費を超えないこと。

※交付決定以前に要した経費は対象となりません。


4.補助金交付額
1件当たり70万円以内


5.申請受付期間
平成25年5月30日(木)〜平成25年8月30日(金)

※ 詳細は新潟県による詳細サイトをご参照下さい。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. ドイツベンチャーによる都市型・大規模アクアポニクス施設を建設
     ドイツ・ベルリンにて2012年、れんが造りの古い醸造所跡に設立されたECFファームシステムズ社によ…
  2. 3Dプリンターで造る未来の食べ物「Edible Growth」
     テクノロジーは野菜を生産する植物工場だけではない。オランダのアイントホーフェン工科大学を去年卒業し…
  3. 大規模量産化による植物工場野菜の低価格化
     植物工場によるレタス生産について、大きな初期投資やランニングコストから、露地野菜より2~3割ほど販…
  4. 大規模植物工場のスプレッドが生産体制を増強・フランチャイズ事業を展開へ
    スプレッドでは、植物工場野菜ブランド『ベジタス』の需要増加に伴う生産体制増強のため、自社の技術力を結…
  5. カナダ・サンセレクト社、植物工場によるトマト・パプリカの生産施設拡大
    カナダに本社を置くパプリカ・トマトの生産・販売企業であるサンセレクト社では、今年の秋から太陽光利用型…
  6. 米国におけるクロマグロの完全養殖 植物工場による環境制御技術の応用可能性も
     野菜の周年栽培を実現する植物工場だが、その環境制御技術は魚の養殖分野にも応用できる可能性がある。米…
  7. 世界市場でも注目される特殊発電フィルムの開発。植物工場・施設園芸での普及を目指す
     ICT・センサー技術を活用した環境制御型・植物工場や一般的な温室ハウス(施設園芸)であっても、露地…
  8. 韓国ソウル市の「地産地消型クッキング講座」。屋上ファームと料理教室の融合サービス
    都市部住民をターゲットに「ルッコラ」をテーマにした屋上キッチン教室を開催  ソウルの広興倉駅の近く…
  9. サラダコスモ、工場生産スプラウト・もやし商品が水耕栽培で全国初の有機認証を取得
     工場生産によるスプラウト・発芽野菜メーカーのサラダコスモでは、オーガニック緑豆もやしとオーガニック…
  10. 英国政府、アグリ技術の事業化支援に30億円を投資
     約125億円の規模をもつ大型官民ファンドのアグリテック・カタリストでは、イギリス国内に蓄積されてい…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 植物工場向け環境制御システム開発のホーヘンドールンがメキシコにトレーニングセンター開設
     太陽光利用型植物工場・施設園芸の大手環境制御システム会社でオランダのHoogendoorn(ホーヘ…
  2. スペインの植物工場エリア、養液栽培による安全性管理の重要性が浮上
     世界における植物工場(太陽光)の密集エリアはオランダだけではない。補光や環境制御システム等、ハイテ…
  3. ロシアのVTB銀行がアルメニアにイチゴの植物工場プラント建設に資金提供
     ロシアのVTB銀行は、アルメニア共和国・コタイク地方に最新技術を導入したイチゴの植物工場(太陽光利…
  4. 西松建設、玉川大学との連携事業・LED植物工場のショールームが完成
     西松建設は4月11日、玉川大学との産学連携事業として開発を進めているLED植物工場について、新規参…
ページ上部へ戻る