生産・物流・履歴管理などのシステムとスマートフォンを活用した農業経営支援システムの販売を本格化(アグリコンパス)

「消費者における食の安全・安心と、農業者における農産物の栽培支援および生産効率向上を目指す情報プラットフォーム企業」として JFEエンジニアリングと三井物産が共同で2009年5月に設立した株式会社アグリコンパスが、農業経営支援システムの販売を本格化させる同社は、生産・物流・履歴管理などのシステムにより、インターネットを通じて、農作物の生産・流通・販売を対象とした情報サービスを提供する企業である。

<写真:同社ウェブサイトより引用>


主に農業法人を対象に販売しており、現在の40法人から、5年後をめどに200法人への導入を目指す。農業経営の効率化が進み、異業種や若手の新規就農など、農業参入の壁を低くする効果も期待される。米国やオランダなど、農業の競争力が高い国では、生産やコストを細かく管理する体制が築かれている。一方、国内では、経験や勘に頼り、正確な生産管理を行っていない農家が多い。


同社が販売する支援システムは、スマートフォンを使い、農作業をしながら、作業の進み具合や農薬や肥料の使用量、作物の写真などを入力でき、作業終了後に改めて記録を作る必要がなくなる。作業の進捗状況だけでなく、畑ごとに掛かった人件費や農薬代などの費用、利益などを「見える化」する。栽培記録が蓄積されるため、翌年以降の生産改善にもつながる。年間契約で、利用料金は毎月5万円