収穫ピーク時期が異なる大分県内へ農業機材のレンタル・人材育成支援を開始、両社の収入増やコスト削減に結び付ける(新潟県 穂海農耕)

新潟県上越市のコメ生産法人・有限会社穂海農耕では、大分県臼杵市野津町の西日本農業社と業務提携し、農機のレンタルや人材育成の支援を始める。新潟県と作期が異なる大分県内で機械を有効活用し、両社の収入増やコスト削減に結び付ける狙い。


同社によると、大分県内でコメの収穫がピークを迎える10月中旬ごろ、新潟県内では刈り取り作業が終わっている。生産を拡大する西日本農業社にトラクターやコンバインといった農機を有料で貸し出す。借りる側は新たな機械を購入する投資をしなくて済む、というメリットがある。農機の輸送コストは掛かるものの「それでも双方の経営メリットの方が大きい」という。今後は九州、中国地方に提携先を広げたい考えだ。


同社における2012年のコメ経営面積は35ヘクタール(約180トン)。全て新潟県上越市板倉区が産地で13年は45ヘクタールに拡大する計画。別会社の穂海にて、コメの集荷・販売を行っている。同社社長によると、農産物の安全性を証明する規格「JGAP」の指導員として大分県内を訪れたことがきっかけで業務提携に至った、という。(参考:2013年3月27日 大分合同新聞社より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. 世界の種苗各社 新品種の利用交渉を迅速化する共有プラットフォームを設立
     品種改良によって生まれた新品種を、どのように扱うかという議論は、ここ数年、特にヨーロッパで盛んにな…
  2. LA DITTA、人工光型植物工場のASEAN輸出に向けシンガポール18店舗でテスト販売
     株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)は、シンガポール現地の流通会社EASTERN GREEN …
  3. 米国の水耕小売企業が垂直型植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦
     人工光植物工場による垂直栽培装置の製造・販売を行うスーパークローゼット・ハイドロポニクス社では、自…
  4. 日清紡による植物工場イチゴ「あぽろべりー」の出荷開始
     完全人工光型植物工場にてイチゴを生産する日清紡ホールディングスが、量産栽培に成功し、近日中の出荷を…
  5. オーストラリア政府がクリーン技術に1000億円以上の支援。環境配慮型の植物工場にも注目
     オーストラリア政府は、太陽光や風力などの自然エネルギーや省エネ・CO2などの排出削減など、地球環境…
  6. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     太陽光利用型植物工場によるトマト栽培を行う響灘菜園は、カゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月…
  7. スプレッドがアフリカ地域への植物工場システム導入の可能性を検討
     完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、京都府亀岡市に国内最大規模の植物工場を稼働させているが…
  8. LED型植物工場による生産システムの確立へ いちごカンパニー
     廃校を活用した植物工場を運営するいちごカンパニーでは、LED光源を利用した閉鎖型植物工場におけるイ…
  9. 国際宇宙ステーション内の植物工場にてレタスを初めて試食
     国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士が、機内の植物工場…
  10. 植物工場による生産・販売事業からの撤退、今後はプラント開発に集中
     1992年に京都で創業したシーシーエス株式会社は、LEDを使用した照明装置の専業メーカーである。特…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. パナソニック、シンガポールにて人工光型植物工場を稼働。日本食レストラン大戸屋と提携
     パナソニック・ファクトリーソリューションズ・アジアパシフィック(PFSAP)(以下、パナソニック)…
  2. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     福島県・南相馬市の農業法人「南相馬復興アグリ株式会社」は2月9日、太陽利用型植物工場を建設し、トマ…
  3. 住友電工、千葉大学と共同にて砂栽培・環境制御による高糖度トマトの収量増大を目指す
     住友電気工業株式会社と千葉大学は、住友電工がこれまで研究開発を進めてきた砂栽培技術と、千葉大の先端…
  4. 日立、植物工場生産支援クラウドサービスをグランパ社のドーム型植物工場に採用
     株式会社日立製作所は、植物工場内の生育環境のデータや栽培設備の制御データを収集し、リアルタイムで見…
ページ上部へ戻る