アルミ型材・農業用資材製造や植物工場システムを販売するアルミスが農業・宅配向けに電動軽車両事業を本格展開

アルミ型材・農業用資材製造や植物工場システムを販売するアルミスは、電動軽車両事業を本格展開させる。4月に運搬用1輪車(手押し車)を発売したほか、10月中に電動3輪自転車を投入。いずれも既存業者が展開していないカテゴリーの製品で、農業従事者のほか宅配事業者、テーマパークなどを顧客層、新たな市場を開拓する。
 
 
農業資材製造も手掛ける同社では、農業の担い手の高齢化に着目。2009年ごろから作業の負担軽減とともに、環境にも優しい電動車両の開発に取り組んでいた。4月に発売した電動の運搬用一輪車「電動猫吉」(12万8千円)は、車軸にモーターを内蔵。急発進を防ぐ機能のほか、坂道発進できる機能もあり、60キロの荷物を積んでも、斜度7度の坂道を楽に登ることができる。最大積載重量は120キロ。3輪タイプも追加した。

<写真:同社ウェブサイトより引用>

 
今月発売する電動3輪自転車(26万8千円)は、後部に最大100キロ積載できる荷台を取り付け、前輪の車軸に250キロワットのモーターを装備。アシスト走行は時速24キロまで作動し、電動のみでも時速14キロで走ることができる。また、リチウムイオンバッテリーを積み、アシスト弱モードで50キロ走行できる。荷台部分に座席を取り付けてベロタクシーとして活用できるなど、多様な応用が考えられるという。
 
 
電動3輪自転車は大手宅配業者から引き合いがあるほか、九州内のテーマパークも園内の移動、運搬手段としての活用を検討しているという。同社は「エコ意識の高まりで電動車両は需要増が期待できる。現在展開している植物工場事業とともに事業の柱に育てたい」と話す。(参考:佐賀新聞より)
 
 

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