三菱樹脂が農業ビニールハウス向けフィルム製造・販売子会社を中国に設立。日本の約70倍にも上る作付面積・巨大市場を狙う

三菱樹脂は6月19日、中国で農業用のビニールハウス向けのフィルムの製造・販売子会社を設立したと発表した。2013年夏にも工場を建設し、ハウスや太陽光を利用するタイプの植物工場に使う樹脂フィルムを現地で供給する。
 
 
江蘇省無錫市に三菱樹脂が全額出資する「無錫菱樹農用薄膜材料科技」を設立した。資本金は8億円。今秋、無錫市に年産能力は4000トンのフィルム工場を着工する。投資額は約18億円。生産するのはポリオレフィン系のフィルムで、表面処理や複数枚重ねることで耐久性を高めた製品。農業ハウスだけでなく、太陽光を利用する植物工場にも使い、3〜5年もつという。
 
 
中国の農業ハウスの作付面積は360万平方メートルと日本の約70倍。三菱樹脂によると、現在普及しているのは寿命が1年程度の単層フィルム。同社は今後、耐久性の高い高機能フィルムの市場が拡大すると見ている。三菱樹脂は昨年、子会社を通じ、中国で水耕栽培システムなどを備えた植物工場を造り、野菜の試験栽培を開始している。新会社は2015年に20億〜30億円の売り上げを目指す。<参考:日本経済新聞より>
 
 

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