障害者を対象にした農業・植物工場ビジネスに関する職業訓練講座を開催/実際に栽培棚を使用した実習プログラムあり(ダン計画研究所)

株式会社ダン計画研究所は植物工場での業務を学ぶ新しいタイプの職業訓練講座を5月9日開講した。障害者を対象としており、植物工場や農業の基本知識から生産管理、販売管理、マーケティングなどを含む座学と、実際に植物を栽培する栽培棚を使った実習を組み合わせたカリキュラムが特徴である。以下、同社によるプレスリリースを掲載しておく。  

植物工場での仕事を学ぶ、新タイプの職業訓練講座が開講 障害者向け就業支援事業
大阪市の中堅シンクタンク、株式会社ダン計画研究所は植物工場での業務を学ぶ新しいタイプの職業訓練講座を5月9日開講しました。障害者を対象としており、植物工場や農業の基本知識から生産管理、販売管理、マーケティングなどを含む座学と、実際に植物を栽培する栽培棚を使った実習を組み合わせたカリキュラムが特徴となっています。さらに、植物工場型の市民農園、マイ野菜市民農園(宝塚市)においての就業体験も用意されており、全国的に普及の進む植物工場への実践的な人材育成体制を目指しています。   新タイプの講座には第一期生の10名が参加。一日6時間、週3回で約3か月間となっていて今年度3回実施される予定。カリキュラムはダン計画研究所が自社で開発したもので、大阪府立大学などの外部講師も活用します。また、野菜を栽培する大型の栽培棚は(株)森久エンジニアリング(神戸市)が供給。同社の製品は業界大手の植物工場(京都府)などへも納品されている本格的なもので、受講生は最先端のノウハウが学べるようになっています。   蛍光灯やLEDを利用した植物工場は環境汚染の影響を受けないためトヨタなど大手企業が東北などにも建設していますが、OJTを含む本格的な人材養成機関はまだ存在しておらず、今後同様な取り組みが全国に広がることが予想されています。 ⇒ お問合せ: 同社によるプレスリリースに掲載
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