キッザニア東京などを運営するKCJグループが柏の葉キャンパス駅前にレストランを併設した貸農園をオープン(オークビレッジ柏の葉)

体験型貸し農園とレストランを併設した「オークビレッジ柏の葉」が4月24日に柏市若柴にてオープンした。食と農をテーマにした複合施設。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前にあり、手ぶらで来て農作業を楽しむことができる。同施設は、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」などを運営する「KCJ GROUP」が設置した
 

<イメージは同社WEBサイトより引用>

 
同社によると、都市部の駅前で本格的な無農薬の野菜作りができる施設は全国で初めてという。約1万平方メートルの敷地の半分は農地で、個人用85区画(1区画当たり10平方メートル)、法人用40区画(同40平方メートル)を用意した<個人会員の年会費は18万9000円(税込み)>。利用者は会員登録した上、月2回の講座で肥料や土など農業の基本知識を学び、インストラクターの指導を受け、年間40種類の無農薬野菜を作る。農作業用の道具はすべて用意され、「長靴だけ履いてくれば十分」という。
 
 
併設されるレストランは、山形県鶴岡市のイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフ、奥田政行さんがプロデュース。地元の食材を使うが、将来的には農園で作られた野菜も買い上げる。最大80人規模の結婚式やパーティーも可能で、新郎新婦が育てた野菜でゲストをもてなすこともできる。
 
 
オープンに際し、表土を30センチ削って土壌を入れ替える除染対策をしたほか、施設の電力の一部を賄うソーラーパネルの設置、畑にまく井戸水も備えた。今後、近くにキャンパスがある東大や千葉大とも連携しながら、ITを活用した農業や養蜂などにも事業を拡大する方針である。同社の住谷栄之資社長兼CEOは「投資額は5億円。年間10万人の来場者を目指したい」と話す。<参考:毎日新聞より>
 
 

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