ヨシケイ滋賀/野菜加工の新工場、栗東市農協と契約・保存料や着色料を使わない宅配用カット野菜を1日約5千食生産

食材宅配のヨシケイ滋賀(大津市、井門茂寿社長)グループの滋賀総菜事業協同組合(大津市)は、栗東市農業協同組合(滋賀県栗東市)と野菜の安定取引契約を結び、半調理野菜の加工を始める。滋賀県草津市で3月5日稼働する新工場で保存料や着色料を使わないカット野菜など生産する。 
新工場は鉄筋平屋建てで、敷地面積は約千平方メートル。ニンジンやジャガイモなどの野菜を栗東市農協から調達し、まず宅配用カット野菜を1日約5千食(1.5トン相当)生産する。新商品として、ゆでた野菜や蒸し野菜の加工も計画。ヨシケイのほか量販店や外食産業に販路も開拓し、5年後に年商2億円を見込んでいる。
投資額は4億円。一部に農商工等連携認定事業を対象とした農業改良資金を充てた。同資金は農商工等連携の認定を受けた加工業者などに、最長12年間無利子で最大1億5千万円を融資する。同社は、滋賀県と京都市南部、大阪府枚方市の一部で食材を宅配している。(参考:日本経済新聞)
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