東京都内を中心に都市部で市民農園(貸農園)が拡大中

※ 当法人では現在「市民農園(貸農園)ビジネス」について調査中です。もし運営関係者、市民農園(貸農園)利用者<利用検討者も大歓迎>がお知り合いにいましたら、ご紹介して頂けると幸いです。

※ 市民農園を利用されている方(利用検討者も含む)、アンケート調査にご協力下さいませ 『アンケートサイト
 
 
最近は、自治体などが運営する市民農園(貸農園)だけでなく、都市部を中心に充実したサービスを提供する民間企業も増えつつある(料金設定は高額)。こうしたビジネスモデルは、新たな顧客層の取り込みにもつながっているようです。
詳細はまた後日、レポートをアップします。参考までに、フジサンケイ・ビジネスアイの記事を掲載。
 

ビル屋上・空き地で貸農園増加 手軽に農業「都会の味」(2010/01/04)
 
都心部のビル屋上や駅近くの空き地を活用した貸農園の利用者が増えている。通勤途中に手ぶらで立ち寄れるよう農具を常備したり、スタッフが世話を代行したりとサービスを充実。食の安全安心志向を背景に農業への関心が高まる中、手軽さで忙しい都市住民の心をつかんだ。
 
◆代行サービスも
東京都世田谷区の高級住宅地、成城学園。小田急電鉄成城学園前駅のすぐ隣に約5000平方メートルの貸農園「アグリス成城」が広がる。木製デッキの通路で区画された約6平方メートル計307の畑に大根やリーフレタス、イチゴなどが栽培され、週末は家族連れでにぎわう。今年“土いじり”を始めた江東区の病院職員岡野史枝さんは夫婦で収穫中。「思ったよりたくさん収穫できた」と満足そうだ。
 
農園のすぐ下は線路。工事で線路を地下に移した際、地上部分にできたスペースを活用した。シャワー室やラウンジ、園芸資材店を備えたクラブハウスを併設。スタッフが常駐して相談に応じ、重い農具や肥料を持ってくる必要もない。会員制で月額1万2000円程度。開業から3年で会員は170人に増えた。
 
初心者や仕事が忙しくても続けられるように、水やりなどの世話を代行するサービスも。事業を手掛けた小田急電鉄は「従来の市民農園と違いが出せる施設を目指した」と説明する。
 
都心で貸農園事業を展開する銀座農園は、高級ブランド店が集まる表参道の3階建てビル屋上の約100平方メートルを今年9月から農園として貸し出している。
 
◆通勤途中に手ぶらで
港区の会社員、吉田由美さんは出勤前の早朝に作業。24時間利用でき、必要最低限の農具も常備されているため、通勤途中に手ぶらで立ち寄れるのが魅力だ。「自分で食べるものを自分で作れるのはとてもぜいたく」と楽しんでいる。
 
全国の貸農園数は、約3300(2007年度)と10年で約1.7倍に増加。08年度以降も増加傾向という。銀座農園は都心部で貸農園を今後2年で30カ所に増やす。南海電鉄も大阪市浪速区の駅に直結する商業施設「なんばパークス」屋上に農園を開設するなど動きは広まりつつある。
 
企業側にとって、屋上など遊休地などから賃料が入るほか「単なる緑化対策以上のイメージアップが図れる」(小田急電鉄)のもメリットだ。一方、農園の多くは農薬禁止のため、利用者にとって手間がかかり、長続きせず畑を荒らしてしまうことも。やる気を維持させる仕組みづくりが課題だ。

 
 

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