冷凍・冷蔵装備のないトラックでも温度・湿度管理が可能なシステムを開発。電力を使用することなく複数の物品を輸送可能(ITE)

アイ・ティ・イー株式会社は、物品の輸送時に電力を使わずに温度・湿度を管理する「アイスバッテリーシステム」を搭載することで温度・湿度を72時間保てる保冷カーゴ車「アイスバッテリーG2カート311」を製品化した。同製品は、冷凍・冷蔵装置のない常温トラックでも、冷蔵・冷凍を必要とする物品を複数の温度帯で一度に輸送できる。     生鮮食品などを生産から輸送、消費まで低温状態に維持するコールドチェーン物流を担うトラックに、高価な冷凍機が不要になる。燃費を改善し、オゾン層を破壊するフロンガスも使用していないほか、庫内の湿度が高く保たれるため、農産物の輸送には最適という。  

<写真:同社WEBサイトより>
  アイスバッテリーシステムは、冷凍食品と凍らせてはならない野菜・果物のように、異なる温度帯での保持が必要となる食品などをまとめて一度に配送できる。すでに日本航空など大手輸送関連企業や、温度管理を必要とする医薬品関連企業に納入している。     また、電気冷蔵庫とは違い、庫内の湿度が70%以上となり、野菜・果物を優しく保存する。電気冷蔵庫では、水分は凍って霜になってしまうが、アイスバッテリーは果物・野菜の水分を保ち、味や風味を維持する。これまで輸送距離や時間・コストの関係で届けられなかった国・地域にもおいしい果物・野菜を安価に配送でき、商圏の拡大が期待できる。<参考:Sankei Bizより>    ]]>