アグリベストと農業生産法人が事業停止した国営開発農地(島根県・田園倶楽部奥出雲)にて大規模養液栽培を開始、6月にも初出荷予定

大塚化学グループで農場経営などの株式会社アグリベストと農業生産法人の吉野農園は1月、島根県奥出雲町横田の国営開発農地でトマト生産を始める。2011年2月に事業停止したトマト生産会社の田園倶楽部奥出雲(関連記事)の土地、施設を買い取った     既設のハウス4棟(計2.2ヘクタール)を使い、12年1月に育苗を開始し、6月にも初出荷する。2年目以降は年300トンを生産し、年間売上高は1億2千万円を目指す。25人前後の雇用を計画する。両社は徳島、香川両県の計4ヘクタールでフルーツトマトの生産を手がけている。ヤシ殻の培土を使った養液栽培のノウハウを奥出雲でも生かす。     田園倶楽部奥出雲は、地元農家などが出資し、06年設立。高糖度トマトの生産で市場の高評価も得ていたが、ことし2月に松江地裁に破産を申し立てた。町によると、10年の猛暑による収量減などで経営が悪化したという。施設建設などに要した6億8100万円には、国の補助金3億2400万円も投じられた。町は破産管財人とともに売却先を探していた。    ]]>