沖縄産センダンの葉の抽出エキスからインフルエンザウイルスの除去噴霧液を開発。県内外の病院や保育所向けに販売する(沖縄物産企業連合)

沖縄県産品を販売する沖縄物産企業連合が、沖縄産のセンダンの葉から抽出したエキスを用いたインフルエンザウイルスの除去液「ウイルスハンター7」の販売を始めた。原液を10倍程度に薄めて専用の機器で噴霧すると、空間中のウイルスを不活性化できるという。沖縄県内外の病院や保育所などに売り込む
 

<写真は同社HPより>

 

センダンは沖縄県を含む東南アジアなどで自生するセンダン科の高木。防虫効果があり、沖縄では衣類の防虫などに使われてきたという。国立感染症研究所の呼吸器系ウイルス研究室長などを歴任し、今は民間の生物資源研究所(名護市)所長を務める根路銘国昭氏が葉の有効成分を抽出、濃縮した。
 
 
このエキスにインフルエンザウイルスを分解する効果があるとしており、製造を担当する大塚薬品工業(埼玉県川越市、大塚昭男社長)の分析では、10倍に希釈したエキスはウイルスの80%以上を不活性化するという。販売するのは沖縄物産企業連合と水耕八重岳。水耕八重岳はすでにテスト販売を始めており、保育所などに納入している。今後は病院のほか、不特定多数の人が集まる金融機関などにも売り込む
 
 
価格は2リットル入り2本で2万6460円。加湿器のように噴霧できる専用の機器「ウイルスハンターF」が3万4650円。10倍に薄めて1日8時間、連続使用した場合、2リットルを使い切るのに2カ月程度かかるという。沖縄物産企業連合などはすでにメロディアンが製造した、霧吹き器具入りのエキス「除菌・消臭ウイルス除去ミスト」など2種類も販売している。来春までに全体で1000万円程度の売り上げを目指す。<参考:日本経済新聞より>