大分県・宇佐市にローソンファームを新たに設立。九州・近畿のローソン約360店舗でも販売予定。今年度中に全国4〜6カ所で同様モデルを展開予定

コンビニエンスストア大手のローソンが12月14日、野菜を生産・出荷する農業生産法人「ローソンファーム大分」(従業員5人)を宇佐市内に設立した、と発表した。0.65ヘクタールの農場でトマトを生産し、県内外のローソンで販売する。今年度の収穫量は約20トン、来年度は約80トンを見込んでいる。ローソンファームは2010年に千葉で設立されたのを皮切りに、大分は全国で4カ所目
 
 
同組織は、宇佐市にある農業・医療福祉会社「アクトグループ」が75%、ローソンが15%、その他の会社が残りを出資して立ち上げた。現在はトマトだけだが、今後はそれ以外の作物も加えたいという。前身の会社が栽培してきたトマトにローソンファームのステッカーを付け、野菜の販売を扱う県内42店のローソンで14日から販売を始めた。今後は大分以外の九州と近畿のローソン約360店舗でも売り出す予定で、販売額は今年度が約700万円、来年度は約2800万円を見込んでいる。
 
 
同社は女性や高齢客の取り込みを図るために店舗での野菜の取り扱いを強化している。大分県庁で会見したローソンの新浪剛史社長は「野菜の販売量は増えており、(ファームは)今後3年ほどで30カ所の設置を目指す」との方針を示した。
 
 
ファームは2010年6月以降、千葉、鹿児島、北海道で設立。同社は、大根やニンジンなどの収穫物をグループの店舗約3300店舗で販売している。ローソンは今後、今年度中にさらに全国4〜6カ所で農業生産法人を設立し、県内では来年2月、白菜を専門に作る法人を豊後大野市に立ち上げる方針。